外を歩くこと

思い浮かんだことをためらいなく書いている既存のブログからリンクをつなぐ、その前からポツポツと閲覧をいただき、検索エンジンの凄さを垣間見ている。自宅のIPアドレスはカウントから除外するように設定しているし、国内の様々な地域からご覧いただいている。ありがたいことだ。

特にこのブログはある程度のコンテンツをプレオープンの段階で溜めておきたいと考えて、連休を利用してちょこちょこ書いているが、それにしてもこの広大なインターネットの海でアクセスいただけることは、とても嬉しく思う。

体調不良が理由で車も自転車も禁じ手となった毎日。困っているのが実店舗での買い物(保育園の送迎なんていうのは当たり前すぎるのでここでは触れない)。自宅の目の前にもスーパーはあるが、ひいきのスーパーは少し離れたところにあり片道徒歩30分くらいかかる、それくらいまでにひいきの店に行きづらくなってしまったのである。電動アシスト自転車なら、ちょっとした気分転換に、はたまた娘の保育園のお迎えついでに寄れたのが、おいそれと行けなくなってしまったのが大変残念で、最近は送料を払ってでもネットスーパーの利用がデフォルトとなった。

まあネットスーパーは育児中のご家庭なら当たり前な話かもしれないが、実店舗での買い物は娘にとっても刺激的で、覚えた野菜や果物の名前を片っ端から店内に響き渡る大きな声で叫んで当てていく「ひとりクイズ」など、彼女の知的興奮というか好奇心を満たす良いチャンスであり、2歳児の脳の発達にとても良いものだと確信している。

で、入院以来、体力の低下が著しいために、連休中は朝の散歩がてら、徒歩でひいきの店まで買い物に行くようにしている。 そうすると困るのがネットスーパーを発注する際に金額があまり積み上がらずやっぱり送料が発生してしまう。たかだか数百円の話なのでさしたる問題でもないのだが、やっぱり少し損した気分にもなり、ちょっとしたジレンマではある。退院後の自暴自棄、ヤケクソでゲーミングPCやら外付けモニターやらローラー台やらをポチろうとしていることに比べれば、それらの消費税にも満たない誤差の範囲なのだが、やっぱり気になってしまうあたりが器の小ささ、小物感、または小銭大好きなパタリロ！感が出てしまう(埼玉生まれ埼玉育ち冴えない奴は大体友達の自分としては「翔んで埼玉」を鑑賞する機会をこっそりと伺っている)。

などと考えながら朝の買い物から帰宅して買い忘れに気付き、がっかり半分再度買い物に行ける喜び半分。「余裕のあるときに外を歩くのは意外と楽しいものだ」と感じるようになったのは、別に気付く必要もないが、体調を崩さなければ気付かなかったことなのだろう。