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指しゃぶり卒業への一歩

結局、今日も本屋に行ってしまった。奥さんと娘は昼前に出かけていった。


娘は朝から何度も寝室にやって来て、

「あさだよー、おきて、くださいっ」

「おきがえの、じかんです」

「もう、でかける、よーっ」

と声をかけてそのたびにベッドにダイブしてきて、

「ゆびしゃぶり、しないよっ」

とアピールしてきたので、普段から注意を促してきた身としては嬉しくなって褒めていたら、そのたびに照れくさそうにして走っていった。


2歳半にして、ようやく指しゃぶりからの卒業が見えてきた。平日朝もこれくらい、保育園に行く気満々だったら、もう少し違っていただろう。


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本屋にて、今日は日商簿記2級の『工業簿記』と書かれたテキストを開いてみた。


そしてページを繰っていたら「問題編」とか書かれたセクションになって、どうやら「解説編」は読破してしまったらしい。


書架に戻ると何も考えずにテキストと過去問題集を手にしてレジに向かい、支払いを済ませた。意外に重かった。


パソコンやローラー台、BONTのシューズに比べれば安いものである。出願するかどうかは考えていない。やるなら合格したいが、受ける必要性は全くないし、難化傾向を聞くと、今から1ヶ月で受かるとは到底思えない。


聞くところによると、前回2019年2月実施の第151回は出題ミスというか出題範囲逸脱の一歩手前で、非常に解きにくかったそうだ。そのため、検索したらあと一歩のところで不合格になってしまった方々の怨嗟の声があちらこちらに見つかった。


大丈夫。合格率が低かったときは、次の回で易化するから。と思ったけど、合格率自体は15%弱で、前回前々回と比べても特別低いわけではなかったようだ。別に資格マニアでもなんでもないから詳しくは分からないが。


ただし、自分が受けていたときはたしか30%近くあったと記憶しているから、昔と今とで2級合格の価値は跳ね上がっているということだろう。