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心理カウンセリングが残念だった

心療内科でカウンセリングというものを受けてきた。

詳細は割愛するが、話は表面的なものばかりで言葉も軽く、こちらの現実的な話とは全く噛み合わない。


心理カウンセラーは焦ったのか、カウンセリング終盤、『ライフシフト』を読むことを勧めてきた。

その本を読んだのですかと聞いたら 、困った顔をして「実は読んでない」と答えてきたので心底、心底がっかりした。

バツの悪そうな顔とは、ああいう表情をいうのだろう。


人柄の良い女性だったが、 頭の中がお花畑でイライラは募るばかりだった。

45分のセッションは全く有意義なものにすることができず、金も時間も無駄にした。


こちらの期待値が高すぎたのか。

おそらく心理カウンセリングというものは、自身で整理がつかない人がカウンセラーの助けを得て、質問に答えていく過程で自分の言葉で、自身の置かれている立ち位置を確認したり、心の動きを認めたりしていくのだろう。


目の前の悩みも、なりたい姿(戻りたい姿)もはっきりしている。そこへの変わり方、戻り方が知りたい。


そもそも、僕は心療内科的にはもはや、健康なんじゃないか。

そうすると、どうして今、休んでるのか分からなくなってきた。


とりあえず今日のカウンセリングで「完璧主義」というキーワードが出てきて、自分にはその自覚が全くなく、カウンセラーが大変まと外れなことを言っているように感じたので逆に、それは素直に聞くことにした。

物事に完璧を目指さないように意識する。


部屋が散らかっていても、頑張らない。

カレーの味が多少決まらなくても、頑張らない。


自分で自分を追い込んでいった可能性しか、ない。

こういうものは大体、自分では気付かないものだ。


この話を聞いた奥さんからは「完璧主義どころか、結構いい加減。物忘れや探し物も多いし」とのコメント。

先日の診察時にADHDの診断っぽいテストがあってまさにそのような質問が並んでいたので、このコメントは気になる。