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リワーク(復職)セッションを受けてきた

1999年に公開されたアメリカの映画ファイトクラブ。

あの映画の冒頭で、心の痛みを抱えた人たちが集まってその心情を吐露し合うシーンがある。

 

厳密には違うけれども、まさか自分があの中に加わるとはこれっぽっちも考えなかった(大学1年の春、新宿コマ劇場の映画館で観た)。

 

人にはそれぞれの事情があり、それぞれの状況で悩み苦しみ、そこから立ち上がろうとしているというのがよく分かった。

 

復職しようとしている人、時短で復帰しながら通っている人、主婦の方、妊娠中の主婦の方もいた。

 

自分以外はみんなリピーターで、雰囲気に慣れている様子だったし、すでにだいぶ顔見知りの様子でもあった。

 

ファシリテーターの心理士が喋りすぎて鬱陶しかったが、人と接触する機会がなかった身としては非常に新鮮で、振り返ってみれば良い2時間だったと思う。

 

自分のことでいえば結局のところ、高度な仕事も育児も家事も一人で完璧に回せるという思い上がりというか、回すべきだという「べき思考」から脱却することが、1つ重要なポイントなのだろう。

 

子供が可愛くないという問題については、最近言葉を話し始めたことで、非常に人間らしくなった。その、人間の発達については興味深いと思う。

 

ただそれが可愛いとか愛らしいとかという気持ちかと言うと、それはよく分からない。

そしてそれが必要かどうかというのもよく分からない。

まあ、そういう感情は表向きにはあったほうが良いのだろうし、娘にとっても嬉しいはずだ。

娘としてもまだ父親を鬱陶しいと感じるステージではないだろう。

 

自分のときはどうだったかというと、ぶっ叩かれなければそれでよかったので、 特段それ以上の希望はあの環境下では出てくるわけもない。

あの一連のぶっ叩きメニューを「転がされてぇのか?」といった表現で問われていたことを思い出した。

 

今、父の前で同じことを娘にやって見せたら、なんて言うのだろう。

ニヤニヤ笑って眺めるのだろうか。

 

 

 

復職の手続きが非常に面倒くさくなっている。 診断書を早く出してくれとか、休職の手続きを早く進めようとか、会社の担当部署(人事部)との間に入っている人間があまりうまく機能していないため、なかなかスムーズにいかず、二度手間が発生する。

 

あまりに手間なので今日は直接、人事部担当者と電話で話をすませてしまった。

幸い直接電話をしなければいけない状況でもあったので間に入った人間のメンツは保てた、はず。面倒を見てくれるのは嬉しいが、自分のメンツを守ろうとするからおかしくなる。

 

 

ここからは本当に駄文というかゴミテキストである。

 

自宅療養中の休職者の身としては言えたモノでもないが、 実はこれでもやることがたくさんあって忙しいのだ。

とりあえず簿記2級の過去問を何となく繰り返しているのと、今日TOEIC の公式問題集が届いたのでそれを明日から始めること、さらには衝動的に購入してしまったテレビゲームである。

テレビゲームの購入は明らかに失敗だった。

 

夕方娘を迎えに行く前に30分ほどローラーを回す時間を設けている。

ローラーを回して汗だくになってシャワーを浴びて着替えて、そして保育園にお迎えに行く。

要は保育園に行く前にシャワーを浴びる理由としてのローラー台なのである。

で、購入したゲーム『ワンダと巨像』が事前に懸念したとおり、失敗だった(ゲームはローラー台をやりながらと決めている)。執着を断ち切るのは難しい。

 

このゲームは多分にパズルの要素が入っていて知恵の輪アクションゲームみたいなものである。

タワマン見たいな巨人を相手に、弱点を探って身体をよじ登って、剣でブスブスと突き刺すのだが、 ただよじ登るだけでなく、順序やコツがある。そしてキャラクターの操作が非常に難しい。

 

なのでその巨人にたどり着けないのだ。

橋を上っていくと途中で道が途切れていて、ジャンプしてその先の柱にしがみつかなければいけない場所がある。

 

そこがどうしてもうまくできない。

ローラーを回す足を止めれば橋でのジャンプは10回に2回は成功するが、やはり操作が難しく、その後もせっかく会敵した巨人をよじ登っては振り落とされ、を繰り返し、なかなかクリアができない。

 

要は行き詰まったのだ。

16体いる巨人(巨像)の3体目にして、すでに行き詰ってしまったのだ。

そしてお迎えが予定時間ギリギリになる。

ゲームを止められないという理由で。

大人として、親として、終わってる。

 

今週末にはゲーミング PCが届いてしまう。

そうしたらZWIFTをスタートする環境を整えることになる。

 

もちろん普通に考えたら無理に急いで整える必要はないのかもしれないが、高額な出費なだけに、購入を快諾してくれた奥さんの手前、さっさと開梱してセットアップするのが筋というものだろう。