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珠玉の言葉と、娘の成長と、虫歯疑惑

言葉とは本当に不思議なもので、何気ないひと言でも、聞き手によっては生きる勇気が湧いてくるものだったりする。


それにすがって過去のメールやらそれにまつわる写真やらを眺めたりしてしまう。

麻薬だ。


少しづつ離れよう。

僕は、健康だ。

健康なはずだ。


そう思っているうちは不健康なんだろうな。

暇なんだな。




『シドニアの騎士』が気になって仕方がなくなり、隣町の漫画喫茶に足を伸ばしてみた。

僕の住んでいる街は整っているというか、整い過ぎているというか、漫喫がないのである。


漫画喫茶は、自分の中の倫理観に反するというか、偏見があった。

行ったら最後、ダメになる気がしていたし実際、大学生の頃に行ってみて、その居心地の良さに廃人一直線な気がして、5時間くらいでやっと脱出した。

新宿のマンボウだったかな、『あずみ』と『太郎!』を読んだ。


漫画喫茶に着くと学割料金で入店する。

放送大学でも立派な学生であり、アラフォーでも学割料金で利用することができるのは、パタリロ!ほどではないにしても守銭奴である僕としては、学生証は大切なツールである。


で、シドニアの騎士を読んだ。

説明が少なくて、セリフも少なくて、『タッチ』を思い出した。

ラブコメチックなところはなんとなく『きまぐれオレンジ☆ロード』を思い出した。

その後『ワンダと巨像』をプレイしたらワンダが谷風長道に見えて仕方がなかった。


時間が少なくて駆け足にならざるを得なかったので、次の機会にはもう少し時間をかけて読んでみたい。




娘の髪が伸びてきて、奥さんが結んであげた。

娘は喜びのあまり、ヘアゴムを取ってしまい、奥さんが縛りなおしていた。


奥さんが早めのお風呂に誘うと娘は「やだ!おふろ、はいらない!」と言う。

奥さんが無理に誘うと「やだ、やだ、おとーさんと、はいる!おとーさんと、おふろで、あそぶ!」


おい。

言って良いことと、悪いことがある。


たしかにボディーソープを水で薄めて、親指と人差し指の輪っかで作る大きなシャボン玉は、娘の大好きなお風呂遊びのひとつである。

しかしおかーさんとの比較論となると、面倒なことだ。

やめなさい。

二度と言うでないぞ。




この週末に娘が「歯が、いたいよー」と泣くようになった。

見る限りでは虫歯のような黒い箇所は見つからなかった。


拙い説明から察するに、右上の奥歯が生えだしたことによる不快感、大人でいうと「親知らず」のようなものか。


僕も奥さんも最近歯磨きをサボっていた。

ごめんな。


火曜日朝イチで歯医者に予約を入れる。

虫歯でないといいのだが。