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復職のハードルが高い

休職のための産業医面談があった。

そこで復職が思ったよりもずっと険しい道のりであることが分かってきた。


時短などではなく「フルタイム勤務で休職前と遜色ないパフォーマンスを発揮できる」という条件は事前に分かっていたし、その点については問題はないはずだ。


不安は復帰後の話ではなく復帰に至るまでの、産業医の至極真っ当な、慎重な姿勢を知ったことによる。

診断書の療養期間を見た産業医は否定的な様子だった。


「主治医は1ヶ月単位で診断書を書く傾向があって、職場も早期の復帰を期待してしまうが結局、大体は延長することになる」


「復帰を焦らず、じっくり治療に取り組むのが良いのではないか」


「特に、治療というよりは、ご家庭の問題が多分に考えられるので、しっかりと向き合って、話し合って、整えて」


「心療内科とは別に、脳神経内科の所見も必要になってくるので、血液検査が可能なところへ通院するように、なかなか見つけづらいとは思うけど」


OMG

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どうやら、腹をくくらなければならないようだ。

休職期間は最長で1年6ヶ月。

傷病手当金の支給期間も1年6ヶ月。


娘のイヤイヤが収まるまで休むのも良いのかもしれない。

主夫業に精を出すのだ。


育児のための時短勤務をしている同僚も何人かいる。

だから絶対に表立って言えないが、手当の付く育児休暇か。

育児が強いストレスになっている以上、キツさは時短勤務に引けを取らないが。


もうこうなったら、好きに生きよう。

そう何度も思いながらなかなかうまくいかない。