活動しない→更新しないのも何かもったいない。アクセスは変わらずいただいているので、何かしら更新してみようと思う。
今回は倒れて休職した後、復職するために会社の産業医と行った復職面談について振り返りたい。
以下の文章は復職が決まってすぐ書き留めたもの。様々な形で応援してくれて人たちへの感謝や、同じように休職していて復職を目指す人たちへのTipsでもある。
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復職面談があって、10月1日から出社、復職する。
たくさんの方の励ましでここまで来ることができて、感謝しかない。
再発することのないよう、心がけていこう。
復職面談では血液検査結果にケチがついた。
血液検査を行ったクリニックからも心療内科からも「全く問題ないですね」と太鼓判を押されていたのに、産業医からはこの数値はギリギリだと、この状態で復職を許可した場合の会社側のリスクをグダグダと5分以上に渡って一方的に喋られた。5分は本当に長い。長かった。
結果的には復職が許可されたわけだが、今後同様の災難に遭われてしまった方がスムーズに復職できるよう、ここにそのツッコミの詳細を書くことにする。
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問題となったのは以下の2点。
①MCHCの低さ
②白血球像の高さ
この①&②より、自律神経が整っておらず体調を崩しやすい可能性と、感情の振れ幅が大きく業務の遂行が安定しない可能性があるとのことだった。
これだけでは「何を言っているんだお前は」なので、それぞれ解説する。
なお産業医の話が長すぎて要領を得なかったので、僕の解釈も交えることをご承知おきいただきたい。
①MCHCが低い
ヘモグロビンの問題から鉄分が不足していてエネルギーが枯渇している。
そのため身体的にも精神的にも疲れやすい状態にあり、再び休職となる可能性がある。
②白血球像が高い
理屈をすっ飛ばすとホルモンバランスが崩れており、ストレスが溜まりやすい状態にある。
イライラしやすい、神経が昂ぶった状態が続く傾向にある。
そして性格と相まって常にエンジンが回り続けてオーバーヒートしやすい状態となることが考えられる。
4ヶ月目に再発→再び休職の恐れ。
実は想定問答で対策はしていた。
①は休職期間に行っていたトレーニングでの発汗によって数値が下落した。
しかしその分、体脂肪率などは改善している。
そして体質改善が楽しくなり、食事が野菜中心になっていたことも結果に作用した。
この数値は今後の肉のほか鉄分含有食材を増やす食生活の変化によって改善できる。
②は採血した頃よくZWIFTのレースに参戦していたため、昂ぶった数値になるはず(産業医へは適当に丸めて説明した)。
仕事ではそうならないように、うまくバランスを取っていきたい。
あとはチームの新しい上司(昨秋の異動時のメンター)も援護射撃をくれて、復職が決まった。
ここからが重要。
クリニックも心療内科も「(実生活を送る上では)問題なし」と答えてくる。
一方で産業医は業務の遂行に支障がないかという観点でみてくる。
この実生活⇔会社のギャップを忘れると玉砕する。
出てきた検査結果から、仕事の負荷がかかったときにどのようなリスクが考えられるか?という問いに内科医たちは全く答えられなかった。
彼ら曰く「考えつかない、なぜなら適正な数値だから」というのである。
デスクワークの会社員ではないのだから当然といえば、当然ではある。
なのである程度は自分で調べる必要があるし、面談での産業医のターンでは、休職でなまった頭をフル回転させて回答シミュレーションを行う必要がある。
産業医を安心させられるに十分なエビデンスもしくは回答を用意できなかったら、復職は不可能だ。
実際、産業医の立場としては保守的になって当たり前だ。
聞くと、実際に4ヶ月目に再度休職・退職となった社員がここ数ヶ月相次いでいるそうで、産業医の評価・信頼もダダ下がり。
人事担当者もボーッとしていないで手を打てという話ではある。
唯一の追い風としては、新上司の援護射撃の背景に、人手不足の問題解消と、再生工場としての評価ポイントチャンスであろう。
サラリーマンとして、組織内での利害対立に対して常にパレート最適を考えながら動くべし。
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復職して3ヶ月後の経過観察で血液検査を課され、再度クリニックと心療内科を訪問。復職面談の内容を報告したところ、どちらも大笑いしていた。
「あの数値でリスクを語るなら、オフィスに出勤している人ほぼ全員が休職まっしぐらね」と。
会社は、何事もロジックが大事。
べじゃりが強くないと生き残れない。
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